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1.星はどうして色が違うのか?
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夜空に浮かぶ星を見ていると、黄色いものや赤や青のものまで色々な星を見つけることができる。
これは、その星の温度(放出するエネルギー)に関係している。温度が高いほど紫から青みがかった色に見え、
逆に温度が低いと、赤色を多く含むようになる。
ところで、赤外線や紫外線という言葉をよく耳にされることと思うが、これも温度と光の色に関係した言葉だ。
赤外線はが赤の温度よりも低温側にある光、紫外線は紫の光よりも高温側にある光のことをいう。どちらも人間の目には見えない。
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2.夜空の大河、天の川
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私たちの住む地球は太陽の周りを回る惑星からなる太陽系の中にある。
太陽系は銀河系の中にあり、銀河系の中心から離れた場所にある。
天の川は、その銀河の中心方向を見ていることになる。
太陽系のある銀河は、天の川銀河とも呼ばれ、その幅が約10万光年、太陽系は中心から約3万光年の場所にあると考えられている。
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3.天の川銀河の外
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天の川銀河から一番近い銀河は、約16万光年はなれた大マゼラン銀河だ。
その次には、約20万光年離れた小マゼラン銀河がある。
宇宙戦艦ヤマトや銀河鉄道999などにも登場するアンドロメダ銀河は、約230万光年の距離にあるとされている。
こういった銀河は宇宙にいくつあるのか?“少なくても数億個”という説があり、その中に地球と似た星があっても不思議ではない。
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4.ブラックホールの謎
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ブラックホールはその名前の通り、黒い穴のようなものとされている。
黒いものは光を吸収する性質があり、ブラックホールは光までも吸い込んでしまう。
とても重い星がその生涯終えるときに爆発(超新星爆発)し、その中心部分にある重い部分が、自分の重力でさらに縮められたものがブラックホールになるとされている。
ブラックホールの中心に近づくほど時間の流れる早さが違うとされ、SF映画で見られる“ワープ”の考えの基になっている。
しかし、誰も行ったことがないのだから、実際どうなるのかはわからない。
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5.銀河はどうして円盤型か?
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銀河の多くは円盤のような形をしており、そこにある星たちは銀河の中心に向け、渦巻状に吸い込まれるように回転している。
回転運動をしているから円盤のような形になるといのはなんとなくわかるが、ただ回転しているだけなら、遠心力によって遠くに飛ばれていくはずだ。
飛ばされずに円盤のような形を形成しているということは、銀河の中心部分にとても大きな重力をもつ何かが存在していることになる。
それが大質量のブラックホールであることが近年発見されている。
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